築地魚河岸御用達! 釣具屋さんにもこんなのを置いて欲しかったのです(^^) そして、貴重な恵みである旬の魚を丁寧に適量持って帰るアングラーは魚の本当のおいしさを知り、「無駄な乱獲はしない」はず。 そんな期待を込めてリリースしました。
Sサイズ徳用20枚入り | 1,500円 |
Mサイズ徳用20枚入り | 1,900円 |
特徴
日本の製紙技術が世界一であることは良く知られることですが、この【蝋引き紙袋】も世界で類を見ない非常に優秀な【食品保存機能】を持ちます。
そしてこれも和の知恵である【亀甲折り底】に作られた形状が素晴らしく、特に鮮魚を収納する際、長六角形の底の形状は魚を圧迫しない絶妙な形であり、そのまま平たくたためばヒレが袋を突き破ること無く収納できるスグレモノなのです。
昔はどこの魚屋さんでもこの袋に魚を入れてくれたものでしたが、近年は安価で便利なナイロン袋に押され、今ではわずかにこだわりの強い築地の魚屋さんで見られる程度になってしまいました。
私たち釣り人も釣った魚を鮮度良く持ち帰るために様々な工夫と努力をしますが、ナイロン袋ではどうにも味気なく、またヒレが袋を突き破ったり、汁が漏れたり、イカなら墨が漏れたりと、決して満足のいくものでは無かったはずです。
【味にうるさい魚っ喰い】の店主も例に漏れず、旬のコンディションの良い魚が釣れたときに最高の状態で持ち帰るよう様々な工夫を試みる中、この伝統の紙袋と出会ったのでした。そして何度か使用するうち、これほど鮮魚の収納と保存に向いたものは無いと改めて感動したのです。そして他の釣り人にも素晴らしさを共有して貰うべく、全国の釣具店に取り扱って貰えるような形でリリースする運びとなりました。
製品はMとSの2種類。
Mサイズ(幅440mm 高さ225mm 底幅180mm)はマダイやクロダイやグレなど50センチ程度の魚が収納しやすく、Sサイズ(幅360mm 高さ215mm 底幅150mm)はメバルやアジなど30cm程度の魚が収納しやすいサイズと形になっています。また大型は一袋に1匹キッチリと包んで収納したいものですが、キスやハゼなどの小物はS袋へ平たく並べて折りたたむことで魚の身同士がくっつくこと無く収納できるのも、「紙袋」ならではの良さでしょう。
クーラーへ収納する際のコツ(動画参照)ですが、例えばマダイなどを横に平たく重ねて入れるのはNGです。寿司職人さんに聞けば分かりますが、横置きでは下側の身が刺身に値しないレベルに劣化するからです。ましてや、魚同士を重ねるなんてもってのほかとなるわけです。したがって、せっかく蝋引き紙袋を使うのであれば、良型で刺身にしたい魚はクーラーの中で重ならないように「お腹を下にして縦収納する」をお勧めします。
いずれにせよ、この蝋紙は水が漏れず入らず氷焼けや蒸れもしにくいうえに見た目もレトロで格好良く、釣行帰りのお裾分けでも非常に喜ばれますし、自宅に帰ってもそのままチルドルームへ直行できるスグレモノです。また熟成のテストも知人の寿司屋大将と随分重ねましたが、大将曰くこの蝋紙袋はそのまま熟成保存にも非常に適しているとのことですし、知り合いの漁師さんからも納品用に1000枚のオーダーを頂くなど、プロも絶賛の品であることに自信を持てました。
ちなみに、本品は一般的な「パラフィン紙」とは異なります。きちんと食品衛生協会(厚生労働省)食品容器規格試験に合格した、あくまで食品専用品ですので安心してお使い頂けます。
アジやメバルにぴったり、横幅30cmのコンパクトなSSサイズ。コンディションの良い旬の個体を最高の状態で持ち帰りましょう。
ちなみに、この紙袋は洗って干せば2〜3回は使えますよん^^