ロッドのお取り扱いについて
ロッドの正しい使い方について
この度は弊社製品をお買い上げ頂きまして、誠にありがとう御座います。ご使用の前に本説明書をお読みの上、正しくご愛用くださいますよう、お願い致します。
※本説明書記載の内容に沿わない使用による破損等については、保証の対象外となりますので、ご注意ください。
GXSシリーズ(HJ64及びBT74 )はメバルプラッギングを快適に、さらに高度に楽しんで頂くためにHMという高弾性ブランクを使用しています。このブランクは軽さなどライトゲームに特化させるために一定の薄さで作られておりますので、6ポンドテスト以上のラインを使用する場合は絶対にドラグをフルロックの状態で使わないで下さい。ドラグを使用しない状態でロッドへ負荷を掛けるとブランクの破損へ繋がり、破損した場合も保証の対象外となりますので十分お気をつけ下さい。
HJ64のバットジョイント部はしっかりと奥まで差し込んでご使用下さい。差し込みが浅いとジョイント部の破損に繋がりますので十分ご注意の上ご使用下さい。
継ぎ目(フェルールもしくはジョイントと呼びます)のあるロッドについて、必ず、以下をお守りいただきご使用ください。
このケースは、ジョイントを差し込んでセットする際にフェルール部が汚れなどでキチッと奥まで入り切れておらず、そのまま使用して何度もキャストしたり魚を抜き上げたり、根掛かりなどを外すのにロッドを曲げたりして負荷をかけ続けて折れたケースです。こういったトラブルでアングラーは「ブランクに瑕疵があった(厚みの不備など)」などと思いがちですが、通常では太いバット部が折れることなど、竿の製造工程や物理的に見てまず考えられません。使っている際にはなかなか感知できないレベルなのですが、フェルールが少しでも緩んでいるとわずかに出来た隙間のせいで大きい負荷が掛かった際に差し込み口の【エッジ部一点に応力が集中】します。そして気付かずにそのまま使い続けていると一点だけが疲労して破損に繋がるのです。
フェルールワックスについてはこちら。
このケースは、ジョイントを差し込んでセットする際にフェルール部が汚れなどでキチッと奥まで入り切れておらず、そのまま使用して何度もキャストしたり魚を抜き上げたり、根掛かりなどを外すのにロッドを曲げたりして負荷をかけ続けて折れたケースです。こういったトラブルでアングラーは「ブランクに瑕疵があった(厚みの不備など)」などと思いがちですが、通常では太いバット部が折れることなど、竿の製造工程や物理的に見てまず考えられません。使っている際にはなかなか感知できないレベルなのですが、フェルールが少しでも緩んでいるとわずかに出来た隙間のせいで大きい負荷が掛かった際に差し込み口の【エッジ部一点に応力が集中】します。そして気付かずにそのまま使い続けていると一点だけが疲労して破損に繋がるのです。
フェルールワックスについてはこちら。
継ぎ目の部分をフェルールもしくはジョイントと呼びますが、それには大きく分けてスピゴットフェルールとオーバープットフェルールの2種類があり、それぞれ継ぎ方が違います。いずれのフェルール形式でも、ガイドを曲げてしまわないよう、継ぐ時にはガイドに手をかけないように、出来る限りフェルールの近くを持つことが肝心です。
スピゴットフェルールのロッドの場合は、写真のようにフェルールの近くを持ってガイドが真っ直ぐになるようにして軽く継ぎ、そのまま止まるまでしっかりと差し込みます。
はずす時も同様に、真っ直ぐに引き抜きます。堅くて抜けにくいときに決してガイド部を持って捻らないで下さい。特にATガイドなどシングルフットガイドは直ぐに変形してしまいます。
注意:スピゴットフェルールは、緩み防止の為、合わせ目が数ミリ空くように設計されています。絶対に無理に押し込まないように注意して下さい。また、この隙間が狭くなってきた場合、インローがすり減っていることが予想されますので、フェルールワックス等を塗って、キャスティング中に抜けないようにして下さい。
写真は膝を開いて抜いた状態です。少し膝を狭めた状態から始めます。
オーバープットフェルールの場合
オーバープットフェルールのロッドの場合は、捻りながら徐々に力を加えて差し込んでゆき、いちばん奥まで入った時にガイドが直線に並ぶようにします。はずす時も同じく、捻りながら緩めるようにします。
フェルールの緩みは破損の原因となります。しっかりとつなぎ合わせるよう心がけ、釣りの途中でも時折確認するようにしてください。また、1日ロッドを使っていると、時としてフェルールがきつくなり、簡単には抜けなくなってしまうことがありますが、そんな時のはずし方を載せておきましたので、参考にして下さい。